樫迫随道を訪ねて…

高知の史跡

今回の目的地はコチラ
土佐市須崎市の県境に残るといわれる…
樫迫随道(かしさこずいどう)です!

私も最近までこのトンネルの存在を知らなかったんですが、
何でも明治時代から残っている古いトンネルで、
ジブリの映画に出てきそうなルックスで
最近チョイ話題になってるらしいです。

何か気になりますねーー!

なら行ってみよーー😃

…って事で…
レッツゴー!

まずは国道56号線を西へ走り
土佐町へ!

そのまま国道56号線を走り続けて
土佐市と須崎市の市境あたりまでやってきたら…

古い水車を通り過ぎて
約300メートルほど行った所にある
この分岐で左へ入ります!

道がいきなり狭くなるので注意!
しばらく真っ直ぐ進み…

突き当りで右へ!

そのすぐ先の分岐も右へ!

あとはドンドン登って行きます!

道は半端無く荒れています…
注意しながら進みます。

1キロほど登ると民家が見えてきて、
その先に…

トンネル発見!
これだ~!!

樫迫隧道に到着です!
たしかに古めかしい…
雰囲気のあるトンネルですね。
過去につながっていそうで
何だか少しドキドキします…

ではでは…
さっそく入ってみましょう!
なんか農機具みたいなのが置いてありますね。
民家の人が物置として使っているのかな?

おやっ!
天井は赤レンガで出来ていますね…
レンガって強度は低いイメージなんですが、
しっかり持ちこたえてくれてるみたいですね。

は~い!反対側に出てきました!
長さは76メートルだそうで…
あっという間に通り抜けられました。

須崎市側の方がキレイに保全されている感じかな…
周辺の石垣もそこそこ除草してありますね。
そう言えば…
地面の舗装もいつの間にか良くなってました。
土佐市側はだったんですが、
トンネルの中間辺りから
コンクリート舗装になってます。

何やら水飲み場みたいなのがあります。
顔みたいな石造がついてますが、
何の顔かはちょっと判別不可能…
カエルかな…?

そして近くには石碑があり…

読んでみると…
皇太子殿下行啓記念碑
…と書かれています。
へ~…皇太子さまが来られてたんですね。

何気に裏を見たら…
何とっ!明治四十年!!!
ひゃ~!スゴイ!想像以上に年代物ですね!
…って事は…
ここで言う皇太子って…
大正天皇のことじゃないですか!

調べた所によると、
このトンネルが開通したのは明治31年
つまり1898年だそうで…
何と123年前!
それがこんなに完全な形を残っているなんて、
うう…スゴイ…

明治、大正、昭和、平成、令和
…と5つの時代が移り行く中、
このトンネルは人々の営みと共に
ずっとここに存在していた…

…そう考えると、
とても感慨深い気持ちになります。

いつまでも残っていてほしい
素晴らしい史跡ですね!!!

そんな気持ちを胸に帰路に着きます。
帰りは須崎市側に下ってみま~す!

こちら側のほうが舗装が良く
明らかに走りやすいです。

ささっと下って…
国道56号線に合流です。

その後はチラッと浦の内湾を走って
高知市へ帰還するのでした。

↓今回のルートはこんな感じ↓

走行距離はそれほどですが、
歴史と触れ合える充実のサイクリングでした。

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